別府現代芸術フェスティバル2009


交流プログラム「JENESYS Programme」

January 30, 2009

交流プログラム「JENESYS Programme」

外務省の外郭団体である国際交流基金が実施する交流プログラム「JENESYS Programme」の一環で、6月2日にアーティストのタン・カイシンがシンガポールより来別し、滞在制作をはじめました。
タン・カイシンは17歳でシンガポールのUOB絵画優秀賞「最も将来性のあるアーティスト」に選ばれ、現在世界的に活躍するアーティストです。1か月弱の滞在期間中に作品を制作し、滞在制作の成果を発表する展覧会を6月26日から開催します。
滞在:6月2日〜29日
展覧会:6月26日〜7月20日

共催:国際交流基金
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[JENESYS Programmeについて]
2007年1月に開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)において、安部総理(当時)が提唱した「21世紀東アジア青少年大交流計画(Japan-EastAsia Network of Exchange for Students and Youths: JENESYSProgramme)」のことを指します。タン・カイシンは同計画の「東アジアクリエーター招へいプログラム」により招へいされました。


■ タン・カイシン プロフィール
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1975年シンガポール生まれ。17歳でシンガポールのUOB絵画優秀賞の「最も将来性のある新人アーティスト」に選ばれる。国立芸術協議会奨学金を携えてロンドン大学スレイド校およびシカゴ芸術学院で美術を専攻。スレイド校で美術の学士を取得し首席で卒業。 2002年奨学金で来日。2005年武蔵野美術大学の修士課程を優秀賞で修了。18歳からビデオ・メディアを使い、現実に対して批判的疑問を提示すべく、今ここにある映像、音(楽)、言葉、時間、空間を通して表現活動を行なっている。その作品は山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されるなど、アーティストとして第一線で国際的に活躍。文章、言語、意味など、インスタレーションやパフォーマンスなど、さまざまな形態で、現在まで世界約40都市で作品を発表。1999年短編映像作品が第42回サンフランシスコ国際映画祭のゴールデン・ゲート賞の実験映画部門で功績賞を受賞。2003年シンガポールの代表アーティストとして、ベネチアのOPEN 2003展に参加。シドニービエンナーレ(2006)、広州トリエンナーレ(2008)、アジアアートビエンナーレ(2008)、Centre of Georges Pompidou(パリ)、福岡アジア美術館(日本)などに参加。2007年、シンガポールのYoung Artist Awardを受賞。毎日1.5kmを泳ぎながら、あるいは5.5kmを走ながら、野良猫と遊びながら「生きる意味」を探している。


■別府での新作について(カイさんからのコメント)

滞在期間を使い、5分間の映像作品を作ります。「新作」というより、スタディ的な作品と考えるほうが正しいです。本作の「バーション1」の発表で、別府と私、そしてシンガポールの間のこれからのコネクションをつくることに重きを置いています。自転車で、あるいは走りながら、一人で地図を持って、別府をビデオで探検したいと思います。旅行談のようなビデオエッセイ(あるいは個人的なドキュメンタリー)を作りたいです。 内容としては「旅行者」の自分の別府の印象+感想、4年ぶりの日本との再会の感想、途中でなにか「意外」なことができるか。何か「発見」ができれば、嬉しいです。やり方としては、私が以前作った作品「塩素中毒」と「島伝いに移動しながら」(http://www.japandesign.jp/HTM/EEA21/05/3.html)に近いと思います。
みなさんにお会いできて嬉しいです。


■タン・カイシン略歴
1975
シンガポールに生まれる

1979
アートコンペに参加し始まる

1991
11年間続けたクラシック音楽の勉強を終える。コンサート・ピアニストになる夢を断念

1993
シンガポールUOB絵画優秀賞(もっとも将来性のある新人アーティストに選ばれる)

1994〜1998
国立芸術協議会奨学金で、ロンドン大学スレイド校(首席で卒業)およびシカゴ芸術学院で美術を専攻

1998〜2002
シンガポールの専門学校で映画作り、映画歴史、映画評論、実験映画作り4つの科目を教える。

1999
サンフランシスコ国際映画祭ゴールデン・ゲート賞実験映画部門功積賞を受賞

2002
奨学金で武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻映像コース入学

2003
シンガポールの代表アーティストとしてベネチアのOPEN 2003展に参加

2005
武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻映像コースを卒業(優秀賞)

2005〜2009
シンガポールの美大でビデオアートの担当。

2005
武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻映像コースを卒業(優秀賞)

2006
シンガポールの代表アーティストとしてシドニービエンナーレに参加
フィンランドでアーティストーイン−レシデンシー

2007
シンガポールのYoung Artist Awardを受ける

2008
広州トレナーレに参加
アジアアートビエンナーレに参加
イスラエルのガザから2kmに行われた「南映画祭」にキュレーターとして参加。東南アジアプログラムを紹介。
ビデオアーティスト+パフォーマーとして、モスコーで演劇に参加

2009
国際交流基金の支援で、「別府混浴温泉世界」に参加。別府にアーティストーインーレシデンシーで1ヶ月を滞在。
世界一周パフォーマンス、キュレーターAlfons Hugのプロジェクトに参加。

2009〜2012
イギリスのUniversity College London から2つの奨学金を得る。スレイド校で博士語の勉強を始まる。

2010
地下鉄駅で映像インスタレーションの発表。
ジャイプル国際映画祭にキュレーターとして参加。東南アジアプログラムを紹介。

個展
1999
「Pardon My French」 Alliance Francaise (シンガポール)

2004
 7月「島伝いに移動しながら」アートスペース・キムラ (東京)
 9月 「島伝いに移動しながら あき編」 ギャラリー・サージ(東京)

2005
 1月 「島伝いに移動しながら 冬編」武蔵野美術大学修了制作展 (東京)
 3月 「島伝いに移動しながら イギリス編」 Institute of Contemporary Arts(ロンドン)
 5月 「島伝いに移動しながら (未)完成編」 ギャラリー・サージ(東京)
 5月 「タン・カイシン さよなら映像展」スペースneo (東京)

グループ展
1993
 Philippe Charriol Contemporary Painting competition 1992/1993(シンガポール)
 第12回UOB(Painting of the Year)(シンガポール)

1994
 パナソニック・ビデオ・コンテスト(シンガポール)

1997
 イギリス短編映画祭(イギリス)

1998
 スレード校卒業展・University College London (イギリス)

1999 
 第42回サンフランシスコ国際映画祭(アメリカ)
 第21回シェル・ディスカバリーアート展(シンガポール)

2000 
 福岡アジア美術館に出品 パブリックコレクション(福岡)
 Video Take(ブリュッセル、ベルギー)
「塩素中毒」Alliance Francaise du Singapour(シンガポール)

2001 
 ベルリン国際メディアアートフェスティバル(ドイツ)
 ライブ シンガポールアートフェスティバル(シンガポール)
「塩素中毒」山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形)
「春・美」Earl Lu Gallery(シンガポール)
「」「Nokia Singapore Arts 2001」シンガポール美術館(シンガポール)
「塩素中毒」transmediale 0.1(ベルリン)
「塩素中毒」シカゴ(アメリカ)
「塩素中毒」カリフォルニア(アメリカ)

2002
「60s NOW!」シンガポール美術館 (シンガポール)
「POST-FICTION! "Yamagata in Tokyo"Festival」東中野BOX(東京)
「アジアドキュメンタリーフェスティバル」パルテノン多摩(東京)
「Yamagata in Kansai Festival」(大阪・京都)
「Sonic Process」ポンピドゥーセンター(パリ)
 展示(デンマーク)
 シンガポール美術祭(シンガポール)

2003 
「President's Young Talents Exhibition」シンガポール美術館(シンガポール)
「FEELING SO WHAT」 展示 国立美術館(シンガポール)
「FEELING SO WHAT」 展示 「OPEN 2003 6th International Exhibition of Sculpture &Installations in Venice」 (イタリア)
「FEELING SO WHAT」 展示、ライブ、シンポジウム:アジア・ビデオアート・コンファレンス(東京)
 ライブ・ビデオ・パフォーマンス「サイト映像展」(東京)
「塩素中毒」パルテノン多摩 アジア・ドキュメンタリー・フェスティバル(東京)
 ライブ、トーク:東京ワンダーサイト(東京)
「しぬほど」環境アートコンファレンス (福島)
「小前提...」 東京デザイナーズウィーク(東京)

2004
「インフォメーションアートの想像力」東京都写真美術館(東京)
 ライブ・ビデオ・アート Phaidros Caf_ (東京)
 身体パフォーマンスNIPAF (東京)
「ノストラダムスは生きていた!〜地球はすでに滅亡している〜」アップリンクギャラリー(東京)
 トーク、ライブ・ビデオ・パフォーマンス「サイト映像展」(東京)
「FEELING SO WHAT」 展示 (韓国)
「しぬほど」ビデオ・パフォーマンス アップリンクギャラリー(東京)
「しぬほど」上映 汐留シティセンター(東京)
「訓練」国立美術館で展示(シンガポール)
 3時間ライブ・イベント 国立美術館で展示(シンガポール)
「訓練」「Seniアート・ショー」で展示(シンガポール)
「意味論・意味乱」屋外上映(オランダ)
 タン・カイシン特別プログラム(上映、ライブ、トーク)映画美学校(東京)
 ライブ・ビデオ・パフォーマンスSuper Deluxe (東京)

2005
「インフォメーションアートの想像力」東京都写真美術館(東京)
「島伝いに移動しながら ベルリン編」(ドイツ)
「アジア事件映像展」で「塩素中毒」上映 愛知県(日本) 
「第3回女性美術展」で「謝罪」上映 (韓国)
 ライブ・ビデオ・パフォーマンス Outlounge (東京)
 ライブ・ビデオ・パフォーマンス 森下スタジオ(東京)
 講義、ライブ・ビデオ・パフォーマンス 多摩美術大学 (東京)
 講義、ライブ・ビデオ・パフォーマンス 武蔵野美術大学 (東京)
「サイト映像展」(東京)
「島伝いに移動しながら ノイズ編」「デジタルパラダイス特別展」(韓国)

2006
「島伝いに移動しながら ニュージーランド編」(ニュージーランド)
「島伝いに移動しながら 母国編」(シンガポール)
「島伝いに移動しながら シドニー編」(オーストラリア)